股関節形成不全のこと

3年間弱思い込んでいた、股関節の形成不全だと・・・。ところがアレルギーだった。
 ことのはじまり
 丁度生後半年の頃、長野の家に遊びに行った。近くに広い川原のある川がある。そこで1日中思い切り遊んだ。初めての経験でエルダも本当に楽しそうだった。
 そして東京に帰ってきてから右後ろ足をかばうようにびっこを引くようになった。2〜3日様子を見たものの、一向に直る気配が無い。ちょっぴり不安になって来た。結局、予防注射の時からお世話になっているかかりつけの医者に行った。数枚のレントゲンを撮られ結果は股関節の形成不全だと診断された。(レントゲン写真を見てよくは分からなかったものの先生の言うように悪いほうの足の関節を包み込むほうの骨がギザギザして見えた)いずれにしてもまだ発育段階だから、ということで成長を見ながら治療をして行こう、ということになった。その時確か、ホルモン剤(骨粗しょう症の治療として使われていると先生は言っていたような気がする)と痛み止め、それにカルシウム剤を処方された。1〜2週間ぐらいでびっこは直ったと思う。しかし、それ以降2〜3ヶ月おきにびっこを引いていた。

 しかし、不思議なことにそんな時でも散歩の時間、玄関ドアを開けたとたん変身してしまう。『足が痛い、って誰のこと?』みたいな感じで颯爽と歩き出す。その変身振りは本当に極端。玄関ドアパワーの威力はすごかった。

 ただ一回例外があった。昨年夏、エルダが2歳9ヶ月の時だったと思う。前々から前足をカジカジしていたのだが、さして気にも留めなかった。そうこうしてるうちにいつもの足ではない前足のびっこを引くようになった。そして、その時は玄関ドアパワーも効かなかった。慌てて医者に行くと、(この時はお盆で、いつもの医者はお盆休み。大勢のワン友達が行ってる評判の所へ行った)ひと目でアレルギーだと分かったようで、そのような処置を受けた。アレルギーが嵩じて痛みが出たらしい。ノルバサンという抗生剤入りのシャンプーを毎日のように帰宅の度使用した。病状はあっという間に改善された。ただ、アレルゲンを調べることも無くその時は終わってしまった。とにかくいつまでも足を濡らしておかずきちんと乾かすようとの指示を受けた。

ふたたび・・・
 今年始めの大雪の後、いつもの右後ろ足のびっこを引き始めた。雪で遊び過ぎたか・・・と思ってはみたものの、いつもよりも重症で1週間以上も続いた。色々な事を比較検討し、今回はかかりつけの医者でない、先回前足を見てもらった先生の所へ行くことにした。たまたま、その医者はエルダを購入したペットショップと提携していて、我が家に来る前にその病院で健診を受けており、カルテも残ってる事を知っていた。そこにエルダの股関節のことが書かれているかもしれない。

 全てのチェックを受けた上での診断は[アレルギー]だった。ウソッ〜!!3年間もの間、ずっと股関節の形成不全だと信じ、生活してきたのに。こういうのを晴天の霹靂、というんだ。その医者ははっきり言った「股関節の形成不全の子がこのところ非常に多いんで、ペットショップの子達も、その辺を十分にチェックしており、この子はその項目に関してはきれいだとカルテに残ってる。」って。

 どういう状況でびっこを引くか、という事を医者と話し合い、ステロイド剤の投薬を受けながら、今までの散歩コースを2週間ほど避けた。(この散歩コースの中にアレルゲンとなるものがあるに違いない、と考えた。草?ノミ?ダニ????)
 決められた量を飲み終えたとたんに、またびっこをひいてしまった。また、最初からステロイド剤を飲み直し。結構めんどうな薬だ。

そして半年以上たった現在は・・・
 それ以来、一度もびっこは引いていない。フードもニュートロのラム&ライスからアイムス・ユカヌバのラム&ライスに変えた。おやつもラムがらみのものに変えた。
全てをアレルギー対応食に変えてもたった一つの違うおやつで全て無に帰す。『All or Nothing』なんだそうだ。

 獣医のこと
 初めて子供を持ったとき、近くに信頼のおける小児科医がいなかった。ものを尋ねても横柄な答えが返ってきたり、下手をすると怒鳴られたりすることもあった。私だけでは無かった。前後の患者さんの時も病室から医者の大きな声が聞こえてくる。

 自分の責任において飼う犬は初めてだったから友人に「何でも話せる獣医さん」ということで紹介して貰ったのが股関節の形成不全という診断を下した先生だった。確かに何でも話せる、が、会計のアバウトなことや、助手がいない為に色々と私も手を貸さねばならなかったこと・フィラリア投薬前の血液検査を一度もしなかったこと、などちょっぴり首を傾げることもあった。でも、いい人だからと敢えて変えずにいた。でも、心の中では重大な病気や大きな事故に遭った時にはここでは無理だな、という思いは常にあった。また、個人病院なので盆/暮れは必ず長期の休みがあった。
 
 前述したように前足のびっこの時に休日だったために行った医者は院長・副院長の二人体制で緊急の際に受け入れてくれる。アレルギーと診断される前に、旅先で起こしたひどい下痢で直行した時も時間外であったけれど気持ちよく見てくれた。病院の設備もいい。下痢のときなど採血した結果はその場で簡単な値は出る。助手も2〜3名いる。先生の説明も非常にクリアだ。

 そしていい人よりいい獣医を選択することにした。
 

エルダのお兄ちゃんのマリオのHP(わくわく通信)には股関節の形成不全のこと詳しく載ってるよ
2004年10月17日マリオ兄ちゃん、癌との戦いの末虹の橋を渡って行きました。
それを知ったのは2004年5月。言葉もありませんでした。マリオ兄ちゃん、しばちゃん、頑張ったね。